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劇場愛歌 16
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俺の視界の前に3人の男が現れた。
1人はチビで、
もう1人は輩っぽくて
もう1人は………俺の後輩、フジだ。
「…は?な、なんで来たんだよ」
フジに問いかけると、
フジはこれ以上無いくらいに怒った顔で
「愛する人が傷ついているからだよ。」
と吐き捨てられ、行ってしまった。
暴力解決となり、フジともう一人の輩は
痣一つもつけず完全勝利していた。
「…つ、強え…」
いつの間にか出ていた俺の言葉がフジを振り向かせ、
フジがこっちへ向かってくる。
俺の方にポンッ、と手を置き
「うっしーも、レトルト先輩の為に頑張れ。
絶対渡さねぇけどな。」
なんてくだらねぇことを言いながら俺を睨むが、
殴り合いが終わったあとだから少しゾクッときた。
数分後、高身長の輩がレトルトを背負いながら
3人は何事も無かったように帰っていった。
俺はその場に座り込んでしまう。
教室はまだざわざわしていた
(*´_ゝ`)ノ----------------------------------
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