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「ただいま……」
「おじゃましまーす」
「おかえり、星夜…」
「お邪魔してまーす!」
うわ、最悪のタイミングで帰って来た…
いま瑞樹と会わせるのは…!!
な、なるべく冷静を装ってないと…
「……あ、玲くんもいたのか。久しぶりだね」
「あ、お久しぶりです!」
「えっと……この人、兄さんの友達?」
「………友達っていうか…
「初めまして!お兄さんの友達の篠崎瑞樹です!!」
ただの知り合いって言おうとおもったのに…
俺と瑞樹が友達だなんて知ったら
俺のイメージが……
「君が星夜くんか〜。写真よりも男らしいね?」
「はい?」
「馬鹿。そっちは違う!その隣が星夜だよ……」
写真見たって話してたばっかりなのに…
玲くんと星夜を間違えてる…
「あ、ごめん君か。……なるほど!聞いてた通りだね?」
「……弟の星夜です。初めまして……」
「…ごめんね星夜。コイツ騒がしいから…」
「ううん、大丈夫…」
星夜…少し怯えてる
やっぱり俺のせい……
たぶん玲くんを連れて来たのも
俺と2人きりになるのを避けるため……
全部俺のせいだ
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