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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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「錦君は。どうして、皆がいる時と今とでは。あからさまに態度が違うの?まるで、わざとしているみたい...」
薫の純粋な疑問に、しゅりは。キョトンとした顔を見せた後、直ぐに。その美しい顔に、苦しげな苦笑いを浮かべる_______。
「ふっ...。おれに、面と向かって。そんなこと聞いてくる奴も居なかったな。まあー、そこまで気にされてる訳じゃないからな...。結局獣人なんて皆。相手が自分より優れているか、劣っているか。上か、下か。利用価値があるか、無いかでしか見ようとしないだろ。...本当にその人自身をちゃんと見てる奴ってどのくらい居ると思う?きっと、ビックリするくらい少ないとおれは思うよ。」
そう言った...。しゅりの顔が、少し泣きそうに歪む。
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