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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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「別にバカにしてる訳じゃないからな。お前も、その外見の事とか。色々苦労してそうなのに、なんて言うか。すごく健全じゃん?変に曲がってないって言うかさ...。そーゆー、真っ直ぐさって。おれ達みたいな、ドロドロとしている立場にいる奴には眩しいくらい、輝いて見えんの。_______ほんと、...眩し過ぎて。目が潰れそーなくらい...。」
そう言って、笑う...。しゅりの横顔は。
酷く、悲しげで...。
ここで、何か。言葉をかけなければいけない気がしているのに_______。
(あ...? あ...れ...?)
薫は。強烈な目眩に襲われて、意識が遠のいて行く_______。
「おいっ!!どうした!?大丈夫か!!おいっ!岩本っ!!」
いきなり急変した薫の様子に気付いたしゅりが。どこか焦った様に、薫の名前を呼ぶ声が聞こえたが。
薫の意識はそのまま、戻ることは無かった_______。
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