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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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そんな鬼塚巧の両の肩に手を置いた萌木先生は、実にいい笑顔で、鬼塚巧に言い放った。
「お前に恨みなんてある訳ないだろ。寧ろ、お前の事は頼りにしている!!_______それに、この事は鬼塚以外の奴には危なくて頼めないんだ。頼む!なにも四六時中一緒にいろとは言わない。要は学園にいる間の休み時間とか、親衛隊が動き安い時間帯に一緒に居てくれればいいんだ。今、親衛隊の奴等に妊娠している事がバレたら本気でヤバイからな。お前がいたらカモフラージュにもなる。」
その担任からの言葉に、鬼塚巧はひとつ、息を吐き出すと。苦笑い混じりに穏やかな返事を返した。
「ハァー。分かりました。昼食とかの時間に一緒に居ればいいんですね?俺もこのまま見て見ぬ振りが出来るほど薄情では無いつもりなんで、協力しますよ。...でも有村に絡まれたら助けて下さいね。」
そう言った鬼塚巧は、薫の方へと向き直ると、
改めて自己紹介をしてくれる。
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