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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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薫は
その背中を、
鬼塚君の長躯越しに、見つめていたけれど、
そっと
1人のΩ+の生徒が
突然、
立ち止まったかと思えば、
顔だけで振り返り
立ち去る後ろ姿を見送っていた薫の顔を
憎々しげに見つめ返しながら
ぼそりと、呟いた…
「…なんで、お前ばっかり…、
上位種の人達に庇って貰えるんだ…」
「______…狡いじゃないか…」
その言葉は、聞こえたわけでは無いけれど、、、
確かに、
此方を睨んでいたその瞳は、
雄弁に薫に語りかけていた気がした______…。
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