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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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「...はい。あの、萌木先生、僕...」
決して、責めているような声音では無い。寧ろ、労わってくれている位の声なのに。薫の体は、勝手に震えて来てしまう。
そして、何を言いたいのかも分からず、言葉を紡ぐが。後の台詞が続かない。
そんな薫に、萌木先生は。薫の頭を優しく撫でると、安心させる様な微笑みを向けてくれる。
「大丈夫だ。責めている訳じゃないから。悪かったな。怖い思いをさせたか?」
その問いかけに、薫は首を横に振って答えた。
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