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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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そんな中。自分の前までやって来たトラの獣人に、ハッと、意識を戻した萌木先生が声を上げた。
「バッ、バッカお前、なんでパジャマなんだよっ!!制服はどうしたっ制服は!!」
若干呆れた色の混じる萌木先生の怒鳴り声にも、その獣人の人は、眠そうに目を擦りながら答えている。
「だって、先生こんな朝早くに、緊急だって言って呼び出すからさ。本来なら俺、この時間はまだ夢の中の住人なんですよね。どうにも頭が回らくて、大丈夫。後でちゃんと着替えてきますから。」
トラの獣人の答えに。萌木先生は、仕方が無さそうな顔をして、ため息を一つこぼした。
「ハァー、まぁいい。遅れないで来ただけでも褒めてやる。_______それで、来た早々で悪いんだが、お前を呼び出したのは頼まれて欲しい事があったからだ。」
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