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この異様な世界のカオスな学園で、僕はいったいどうなるの...?
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そんな薫と鬼塚の様子を夜は若干呆れた様な視線で見ていたが、夜も何か思うところがあったのか、薫達の話しに言葉を挟んでくる。
「鬼塚のはやり過ぎって言うか、特大の爆弾も良いところだったでしょ。確かに、周りへの目くらましにはなった様だけど、あれじゃ有村に思いっきり喧嘩売ってる様にしか見えなかったけど…」
夜の、なんだか哀れんだ人を見る様な視線をうけた鬼塚君は、両の手で頭を抱えながら
「うわぁー。やっぱそうだよなぁ。いや、まさか俺も有村があんな反応するとか思わなかったんだ。だって『あの』王様だよ?今までの有村なら、俺が例え有村の相手に手出したとしても素知らぬ顔でスルー決め込むだろ。絶対、怒ったりしなかったね。だから正直驚いてるよ…。あの王様がねぇー、あれは相当きてるな。」
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