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「 い、のちゃ... やめ、んッ!は、ぁ... 」
嫌なはずなのに、体は嫌という程反応してしまう。
「 ん、はッ、んぅ...ッ りょ、すけ... 」
頭に浮かぶのは涼介の悲しそうな顔。 いのちゃんはなんで...。 涙で視界がぼやけてしまう。
「 涙なんてそそるだけ。 」
「 ん、ふぅ...ッ あぁ、ッ 」
そう言うと僕の目から出た涙をペロリと舐めて、そのままその口は僕の唇の方へ。
「 ん...、んんッ! ん──ッ! 」
「 んッ... はッ、だめ、もう我慢出来ない 」
いのちゃんは自分のモノを取り出すと、僕のナカを指でならしてから挿れてきた。
ああ、一つになっちゃったんだ、涼介以外の人と。
「 ふ、ぁッ や、だッ りょすけ...ッ 涼介ッ! 」
「 目開けて。ここに、知念が大好きな山田はいない。 」
激しく動くいのちゃんの体。ついていけない脳。
「 やだ、ッ 涼介、は、ぁ...ッ! ...く、イくッ、は、ぁあ! 」
「 くッ、やば、しめつけ...ッ 」
やがていのちゃんと僕は同時に果ててしまった。
すると直後に流れてくる大粒の涙。
やってしまった。涼介を、裏切ってしまった。
「 ふ...ぅうう、うぅ... 」
「 ...ね、泣かないで...? 」
「 ごめん、りょすけ、ごめんね、ううぅ... 」
「 ・・・ 」
黙り込んでしまういのちゃん。
自分の服を着て僕にも散らばってた服を着せてくれた。
「 ごめん...知念。 」
「 う、ぅ... ひっく、ううう... 」
「 ごめんな... 俺、知念とラブラブな山田見て嫉妬した。大切なメンバーだし、山田にも知念にも大ちゃんにも、悪いことした。 本当にごめん。 」
そう言い終えると、ぎゅっと抱きしめてくれた。
あぁ、いのちゃんだ。あったかい温もりも、この匂いも。
「 ...ッ いのちゃ、いいよ、いのちゃん、僕はいのちゃんの、あったかい、温もり知ってるから、いのちゃんは僕だって、大好きだから... 」
もちろん、恋愛感情として大好きなのは涼介だけど、いのちゃんだって一人の大好きな仲間。
ちょっと何かあったくらいで仲を壊したりなんてしたくない。明日からまたふざけ合いたい。
何より、謝ってくれたことに変わりはないんだから。
「 ありがと、知念... う...ッ、うぅ、 」
そのうちいのちゃんも泣いちゃって僕がいのちゃんを
いのちゃんが抱きしめてくれた数倍力を込めて抱きしめた。
ちょうどその時
閉まっていた寝室の扉が開いた。
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