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「 ...っ! 」
「 ど、どう? 」
どう?って、そりゃ....
「 最っ高に... かわ、いい... 」
俺がそう呟くと、また顔を真っ赤にして俯く知念。
なんというか...可愛くて、いやらしい。
肩や胸元、足が出てるから余計エロい。
「 ふふ、かわいいね?うさぎさん。...こっちおいでよ 」
「 や、やだ。この格好で... 」
「 侑李 」
急に名前で呼んだから、びくって肩を揺らして恐る恐るこっちに来る。
「 いい子。ありがと。 」
優しく頭を撫でると、安心したのかゆっくり目を瞑る。
でもさぁ...。知念は、俺より座高が低いから、
頭を肩に寄せると、元々空いてる胸元が余計見えるんだよね...。
目を瞑ってる知念にゆっくり顔を近づけ、ちゅ、と唇を重ねる。
驚いて目を開けた知念の両頬を手で包んで、もう一度深いキスを交わす。
「 ん...ッ、ンぅ... ふ、ぅ... 」
「 ん、ほんと、エロすぎ。 」
絡めていた舌と唇を離して、コンサートでやった時みたいにおでこをくっつけた。
そのまま無邪気に笑い合う。
「 家でやると、また違うね。 」
「 そうだな。 」
だって、おでこをくっつけた後にそのままキスできるんだもんね。
しかもこの格好。誰にも見せてやりたくない。
地味にお腹もでてるし...。
「 ねぇ、涼介 」
「 ん? 」
このまま襲っちゃおうか、なんて考えてた思考を知念がよぎる。
「 さっきさ...、僕がこれ着たら言うこと聞くって言ったよね? 」
「 え、あぁ、うん...? 」
確かに言ったな。
これ着させるのに必死だった。
なんとなく、悪い予感はしてたんだ....。
「 ...じゃあ、涼介もこれ着て? 」
「 はっ!? 」
悪い予感的中。確かに俺が何でも聞くって言ったから。
「 わかった....。 」
その返事を聞くと、ぱぁっと顔を輝かせて
“ちょっと待っててね〜”と言い、寝室に消えてった。
しばらくして普通の服になった知念は、さっきのうさぎの服を両手で持ってて、
満面の笑みで「はいっ!」って渡してきた。
着てみたけどそれはとんでもないものだった。
見る分にはいいかもしれないけど、着る分には恥ずかしすぎる。
「 涼介?できた〜? 」
「 あ、おい... 」
確認もせずバッと寝室を開けて、目を真ん丸にする知念。
「 いや、俺はこれ変だよ... すぐ着替えるから... 」
そう言って床に落ちてる服を少し拾った時、なにかが巻きついてきた。
「 涼介超可愛い...。着替えないで。 」
なるほど、知念の腕か。
全て広いかけてた服を、ぱさ、と落とす。
さっき俺がやったように、知念が両頬を包みキスをする。
キスだけで頭が痺れそうになって。
この格好の恥ずかしさとか混じってきて、顔が真っ赤になるのがわかる。
「 んっ、ぅ... ゆう、り...ッ、」
「 .....その格好で名前呼びは、正直やばい...。 」
そう言った侑李は、頭がまだぼーっとしてる俺を後ろのベッドに押し倒した。
「 はぁ...ッ、ゆ、うり...っ、ぁ、んん... 」
「 ん...っ、ねぇ、うさぎさん。 」
「 .....優しく、できないかも。 」
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