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39 岡本side
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「 や、やめてくださ...っ 」
「 いいじゃんちょっとくらい。お兄さんカッコイイし俺のものになってみない? 」
なんでいきなり出てきてこんな展開なのかって...?
それはね。
いたジャンの収録が終わって家に帰ってご飯を食べたりした後、
気分で外を散歩してたの。
橋の上でぼんやりとみんなの事を考えてた。
JUMPも今年で10周年。
9人で色々なことを乗り越えてきた。
みんな個々にいい所があって、仕事もこなしてて...。
山ちゃんと知念達なんて、あんなに人気で仕事も忙しいのに2人とも仲良くて.....。
俺も頑張らないとな〜って星を見ながらぼんやりと考えてた。
「 ...さむっ。 」
日中は暖かいとはいえ、夜になるとやっぱり寒いな...。
Uターンして家に戻ろうとした時。
後ろから誰かに腕を掴まれて、口を塞がれて。
「 ん...っ!? んんんっ! 」
? 「 静かにして。 」
誰...?この人。 見たことのない、男の人。
その男の人からは全体的にお酒の匂いがする。
怖い...、こわい、こわい...!
助けて、誰か...!!
視界までもが何かに塞がれて、少し歩いた個室に連れてこられた。
ここは、どこ...?
公園のトイレ...?
なんで、俺が。鳥肌がたって震えがおさまらない。
その時、視界が明るくなる。視界は解放されたけど、
ここが公園のトイレという事しかわからない。
... そして、今に至る。
目の前の男の人はニヤニヤして、俺を壁に抑えつける。
「 やめて...! 」
口が塞がれてない今の俺は、いくらでも叫ぶことが出来る。
なのに、恐怖でこれくらいしか声が出せなかった。
? 「 怖がってるの? かわいいなぁ...。ほんとお兄さんイケメンだね。俺のものになってよ。 」
「 やだ...っ、やだ、やだ! 助けて、誰か...っ 」
? 「 生憎だけどここには誰も来ないよ。こんな夜中に人が通るとしたら俺みたいな人くらい。残念だったねぇ 」
確かに外は真っ暗で、トイレの個室の中だから声は聞こえないし、こんな時間だからほぼ誰も通らない。
顔を掴まれて前に向かされようとするけど、俺はそれを拒む。
でもやっぱり限界がきて...。
知らない男の人の顔が目の前までくる。
「 や、だぁ...っ!んんんっ! 」
そうして知らない人とキスしてしまった...。
気持ち悪い、きもちわるい。
誰か、助けて ________
涙を流して心の中で願った時。
トイレのドアが コンコン と鳴った。
「 圭人? 圭人いるんだろ?! 」
「 やま、ちゃ... 」
聞こえたのは、間違えるはずがない。
メンバーの、山田涼介の声。
「 圭人?なんで泣いてんの?大丈夫か!? 」
「 やまちゃん、たすけて....っ 」
「 どうし... 」
? 「 うるせぇよ。誰だてめぇ 」
ドア越しで男の人が喋る。酔っ払ってるからか、かなりイライラしてた。
「 お前こそ誰だよ。圭人を返せ...! 」
? 「 圭人、って言うんだ、君...。 」
「 おい、無視すんな! 」
山ちゃんの反抗を無視して、俺のベルトに手をかける。
カチャカチャ、と言う音を山ちゃんは聞き逃さない。
「 てめぇ...っ!くそっ!圭人!大丈夫なのか!? 」
「 あ、あ...。 や、まちゃ...っ 」
怯えきってもう声すらまともに出ない。
鍵を開けたら済む話なのに、鍵すら開けられない。
「 圭人に手出したら...ぶん殴る。 」
? 「 ざんね〜ん、圭人くんはもう俺とキスしちゃってるんだぁ〜。ね?圭人くん? 」
「 あ...、や、あぁ...っ 」
恐怖で涙は止まらない。
男は話しながらも既に俺のベルトはもう外してて、ズボンをおろす。
「 やだ...、やだぁ...っ!たすけ、て...! 」
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