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51 山田side
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「 知念...? 」
____ “ 涼介 ”
「 知念...どこ、行って... 」
____ “ 涼介、今まで...ありがとう ”
ドンッ
「 .....夢、か。 」
ソファから落ちた反動で目が覚めた。
いつの間にか、寝てる間に頬を冷たいものが伝ってた。
今、ここに知念は居ないのに...
あれから4日が経とうとした今日も、昨日とまた同じような夢を見た。
携帯を見ると、もう昼を過ぎて2時。
仕事関係の人から電話も入ってて、明日の仕事の時間が早くなった、とのこと。
そうか...、明日はJUMP全員で雑誌撮影...。
...となると、自然に知念と顔を合わせることになる。
どう接したらいいんだろう。
あの事があった次の日、1本の電話が入った。
「 ...はい 」
『 もしもし!やまちゃん?昨夜はごめんね? 』
「 ちゃんと寝れた?...圭人。 」
『 うん!あ...、昨夜俺、なんかした?やまちゃんに送ってもらって、飲みまくったことまでは覚えてるんだけど...。そっから記憶ないんだよねー... 』
「 うん、お前に襲われた。 」
『 ...え、ほんと? 』
それから、圭人に昨夜のことを全て話した。
もちろん、俺が知念に言われたことも全部含めて。
『 うそ...、ごめん。ほんと、ごめん...やまちゃん。』
「 うん、大丈夫。知念のことは、俺がなんとかするよ。 」
『 ほんっと、ごめんね...。俺がなんか出来ることあったらなんでも言って? 』
「 ...うん、ありがとう。でも、大丈夫だから。 」
『 ...そっか。ほんとごめんね。...じゃあね。 』
俺が何とかする って言ったって、今でもどうしたらいいかわからない。
知念に連絡する?でももう知念は...俺の声すら聞きたく無いよね...
そう思って電話をかけた先は、大ちゃんだった。
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