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60 知念side
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「 んん...っ 」
あれ、いつの間に寝てたんだろう。
涼介と話するために家に来て、でも来なくて...
鍵を忘れたから、家の前で待ってたんだ。
じゃあ涼介が来て、僕を心配してくれてて。
それで家の中に入って......
涼介の顔みたら、何故か安心して...。
そっからの記憶が無い。
携帯を見ると、大ちゃんといのちゃんから何件もの電話が来てた。
急いで電話をかけ直す。
『 知念!?どこにいるのお前! 』
「 家にいるよ...、家に上がってからの記憶がないんだ。多分倒れたんだと思う... 」
『 倒れたんだと思うって... 大丈夫なの?! 』
「 大丈夫だよ〜 」
『 ...山田は? 』
「 近くで寝てる。 」
『 そっか... 無事でよかった。 誘拐されてたらっていのちゃんと心配してたんだよ。 』
「 ごめんごめん...って言うか僕そんな子供じゃないし... 」
『 悪い悪い 笑 気をつけてな。 』
「 うん...ありがと。 」
電話を切って、涼介を見る。
気持ちよさそうに寝てるのを起すのも悪いんだけど....
「 ....起きて涼介。 涼介〜〜 」
「 ん...、知念... 」
僕の名前を呼んだ後に、はっ!としてすぐに起きる。
「 あ、ごめん知念... 目覚ますまで待ってたんだけどいつの間にか寝てて... 」
「 うん、大丈夫だよ。ありがとね...。 」
「 全然...っ。 」
「 それで...話したいことは何? 」
もう率直に聞いちゃえ、と思って涼介にストレートに聞いた。
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