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「 俺...やっぱり、知念と付き合うよ。 」
「 え...? 」
涙がかわいた髙木が、ふと口にした言葉。
「 俺ね...好きな人いるんだけど、ずっと諦められなくて。...でも、いま決心した。その人には好きな人がいるんだ。諦めるためにも...知念だけを見る。 」
そう言って、ソファから立ち上がる。
「 ありがとね...伊野尾くん。俺、知念のとこ行ってくるよ。あ、有岡くんと頑張ってね! 」
いいの?俺....止めなくて...
...いいの.......?
「 まって...髙木! 」
「 ん? 」
「 あ、いやあの... 」
「 どしたの!笑 」
へらっと笑う髙木。
また無理してるの?
俺の前では
無理しなくていいんだよ。
もうそんな苦しそうな顔、見たくないよ。
俺は髙木の
笑ってる顔が見たい。
俺が
笑わせてあげたい_______....
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