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初めて体を重ねたあの日
「 あ...っ、ん、! 」
「 好きだよ、涼介、、好きだよ、! 」
俺の下で小さく鳴いてた君は、涙を流しながら浅い息の中答えてくれた
「 おれ、も、、だいすき、! 」
“好き”と言った俺に対して“大好き”を返してくれたあの日から
知らない間に俺はどんどん山田に堕ちていった
その日も、いや、いつだって大ちゃんは山田のことが好きだったはず
そんな大ちゃんに勝った気がした
なのに、どうしてかな
大ちゃんと話してる時の君の方が
自然に笑えてる気がしたんだ
「 バカ!だからここはこうすんの! 」
「 俺こういうの苦手なの!! 」
雑誌撮影の日、休憩スペースで隣同士に座りながら肩をくっつけ合ってケータイを覗き込む2人
そんな2人の光景に初めて湧いた感情
その感情が何だかわからなくて
でも一つだけ分かったことがあった
_____「 山田を誰にも触らせたくない 」
もう山田はとっくに俺のものなんだ
他のやつに山田は触らせない
あの笑顔も涙も喘ぎ声だって全部全部、、
全部、俺だけのものだ
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