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朝帰りなんて滅多にしないから 、
静かに玄関のドアを開けた
昨夜の事が変にバレるとマズい
なんて嘘をつくのが一番正解なんだろうか
「 ...っ、伊野ちゃん !? 」
「 ん 〜 、ただいま山田 」
「 どこ、行ってたの ... 」
「 ちょっと用事 」
まぁ 、きっと嘘に正解なんて無いけど
「 朝ごはんは ... あ、お風呂どうす 、」
「 要らない 、全部要らない 。寝る 」
素っ気ない態度をとっても 、まだ山田は俺についてくるだろうか
「 ... そっか 、」
心の片隅で 、
俺に飽きて離れてほしいな 、って考えてる自分がいた
「 何考えてんだか 」
広いベッドに 、一人で横たわる
その日はやけに 、深い眠りについた
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