アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
7
-
#
次に僕が目覚めた時には、もう昼過ぎくらいだった。
相変わらず隣では涼介が寝ていて、僕は涼介を起こさないように そーっと起きた。
今日は一日OFFだったから、涼介の誕生日プレゼントを選びに行く予定だった。
適当に昼ごはんを食べて、
『 買い物行ってくるね 』のメモを置いて家をでた。
涼介の誕生日プレゼントを選んでる時も、常に昨夜の涼介の様子が頭をよぎった。
やっぱり帰ってもう一度涼介に話を聞こう。
いつまでもモヤモヤしてるままじゃ嫌だ。
一人で固く決意したものの、プレゼントが決まらない。
こうなると出てくるのが
大ちゃんが言ってたあの定番のやつだ。
自分自身にリボンをまいて、
『 プレゼントは僕を あ げ る ♡』 のやつ。
自分で考えといて自分で顔が赤くなるのがわかった。
だめだ、大ちゃん。それは僕にはできないよ … 笑
結局この日も、涼介のプレゼントは浮かばなかった。
「 ただいま 〜 」
「 おかえり知念。 」
帰ると、涼介が夜ご飯の支度をしてくれていた。
僕も用意してすぐ手伝ったけど、
やっぱり涼介は昨夜のことは話そうとしなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 172