アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
71
-
先程の強い刺激からはかけ離れた弱い刺激に余計に反応してしまう体
「良い反応する様になったなあ」
俺をからかう言葉が羞恥を煽る
ペンを握る手に力が入ってしまい答えを書いていた別の用紙にみみずの様な線が入る
「離せ…っ」
いつの間にか後ろに回り込んでいた先生に両手で両方のそれを弄られる
その刺激から逃れたくて反る背中。
後ろでは俺の反応を見て楽しんでいる先生
何かを書かないと終わらないこの状況に耐え兼ね、間違っていると分かっている答えを書かずにはいられなかった
「あ〜あ。残念」
耳元でそう囁かれ醜態を晒す覚悟をした瞬間、俺の目の前には天使が現れた
「ただい…………ま…」
ガチャリと音が聞こえ玄関からはスーパーの袋を持った桐島さん
もう終わったと思い帰って来てくれたのだろう
「チッ」
先生は後ろで舌打ちをし俺は満面の笑みを向け桐島さんは俺の姿に呆然とただ立ち尽くしていた
「…俺、またやらかした…?」
「お前…本当タイミング悪い。うざい。帰れ。」
「え、あ、帰らないで下さい!!」
自分の格好に申し訳なさを感じながら脱いだ服を慌てて着た
「いやー、勉強してると思ってたんだけどな」
「違いますからね!?…別に変な事してないですからね!?」
なんだか面白いものを見つけた子供の様に笑いながらどこかへ行く桐島さん。
そして言ってから気付く。この必死さは肯定に近いのだと。
「ちょ、先生離れて!」
再び2人っきりになった俺たち
俺は後ろを向き未だに近い距離の先生の体を押す
しかし、ソファに座り前のめりになっていた先生は離れようともしなかった
俺の肩を掴み後ろに向いていた俺の体を前に戻した
そして、耳元に口を寄せた先生が悪魔の笑みを浮かべ俺を奈落の底へ落とした
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
71 / 114