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浮かせた事により、奥深く熱を帯びた雄が挿入った。
「あっ」
「一緒に……いきましょうか」
何度となく耳にしてきた大人の色気を含んだ声音は青年の躯を熱くした。
「ぁっ、っん…っ…」
動きを速めると、青年の躯がしなる。
「いっちゃぅ…ぁん…」
空中に散る白濁が自棄に美しい情景を描いていた事を二人は知る由もなく、互いに果てたのであった。
「ハァハァ…」
男の口から荒い息が漏れていた。
「たまには…外も新鮮ですね。翼…」
「んっ」
既に意識を失っている青年の頭を撫でた。
「…あー、明日は羅淡様が帰って来るんでした」
火照っていた熱が冷めるなり、現実へ戻された男は今、思い出したかの様に呟く。
忘れていたと言えば忘れていた。
明日は主が天神界『レイ』から帰って来るのだ。もし、外で情事を行なっていたと耳に入りでもしたら、お咎めがあるに違いない。
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