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もう、悠里の思考は停止していた。完全にパニック状態で、目の前にあるこの男が誰なのかもあまりよく分からなくなっている。
頭を支配しているのは恐怖だけで、ひたすら謝罪の言葉を繰り返しながら泣いていた。
壁にぶつかった悠里をそのまま押し付けて、清水はスカートをたくし上げた。
露わになった下着にまで手をかける。
「こんな可愛らしいワンピース着てるのに、中はボクサーパンツなのか…いいねぇ」
舌なめずりをし下劣な顔で笑う清水は、膝まで悠里のパンツをずり落ろし、お尻を撫で回した。
「篠宮はすごく肌が綺麗だな…。まるで手に吸い付いてくるようだ」
しばらく悠里のお尻を堪能すると、今度は強い力で揉みしだく。
「いっ…いたっ…ゃ…ごめっ、ごめんなさいっ…!」
「痛いじゃなくて気持ちいいだろ?篠宮のお尻柔らかくて先生も気持ちいいよ」
揉みしだきながらも、だんだんと手が穴の方へと移動していく。指先がそこに触れた時、悠里はひぃ、と声を漏らした。
「なんだ?篠宮、ここ撫でられて気持ちいいのか?…やっぱりいつもここ使いまくっているんだろう」
どうなんだ、と音を鳴らして尻たぶを叩くと、悠里は涙と鼻水でグチャグチャな顔を横に振った。
「し、ててないぃ…ない、です…うっ…ごめ、なさ……」
「嘘をつくなんて悪い子だな。どうせ桐谷たちと毎日ヤりまくってるんだから」
うぅ、と嗚咽を漏らしながら必死に首を横に振るが、清水は全く信じようとしなかった。
「さっき俺に啖呵を切ってきたときとは大違いだな。ハハ、どうしてそんなに怯えてるんだ」
「ゃ…いやっやっ…!こわ、ぁ、ぁ…」
どこかおかしい悠里の様子に気付かず、清水は愛撫を続ける。
お尻を撫で回していた手を止め、とうとう陰茎を触り始めた。
緩く全体をこすりながら、悠里の耳元に囁く。
「初めて自慰をしたのはいつなんだ?中学生くらいか?それともお前のことだから、それより先にセックス体験してたりしてなぁ!」
「ぁ、ぁ、ぁ…」
初めての自慰、セックス。それは悠里にとって、恐ろしい記憶以外の何者でもなかった。
ある男に無理矢理促されたそれは、気持ち良さ以前に恐怖心が強すぎたのだ。それ以来悠里は、性体験に関することは考えたくもないほど苦手としていた。
「あぁ、ぁ、ごめっ、ごめんなさっ、はっ、はぁ」
過呼吸気味になってきているが、清水はそれでも悠里の陰茎を触り続けた。
亀頭を擦ったり、尿道に親指を押し付けたり、強すぎる刺激が絶えず与え続けられる。
もう悠里は限界だった。
「はっ、はっ、ぁ、ぁあっ、あああっ」
まともに呼吸すらできないまま、とうとう悠里は達してしまった。
そのままどんどん、呼吸が荒くなっていく。
はっ、はっ、ひゅぅううう、はっ、はぁ……。
男子トイレには、悠里の息遣いが響いていた。
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