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0-7.嫌な予感
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結局、もやもやしたまま一週間を過ごすことになった。一刻も早く、僕は一哉に会いたくて仕方なくて…、
でも、会ってなんて言おう…浮気のこと、聞ける自信なんて全くないし…
マンションに着くと、ちょうど住人が出てくるところだったのでするりと中に入る。
そして一哉の部屋に向かい、緊張しながらドアの前に立つ。
ピンポーン
ドアチャイムを鳴らす直前まで、僕はどうすればいいのかわからなかった。
いつもの楽しいドキドキじゃ、ない。
「…。」
…あれ?出てこない…どうして?
すごく嫌な予感がした。
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