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2-16 スカウト?
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「匠ちゃん、親衛隊スカウトされたの?!」
「え、スカウトお?されてないよお」
「いやいや、持ってるじゃん!それ!」
「?」
「もうーー!どこから説明すればいいのさ!」
なんかぎゃあぎゃあのむちゃんが騒いでいるのだけれど、全然話が読めないよ。
どこからって、最初から説明を求めます!
「僕がさっき言った、スカウトってそれのことだよ!それもらうとき、親衛隊の幹部から直々にお声がかかったでしょ、その場合は絶対に入れるんだよ!」
「幹部…あ!」
そういえば、これをくれた歩先ぱいは響会長の親衛隊幹部だって言ってた気がしてきた。
じゃあ僕、必ず入れるの?
「そうか、匠ちゃん親衛隊に目ぇ付けられたかー…」
「え、のむちゃん、それどういうことお?」
「結局さ、綺麗だったり可愛かったり、まあつまり目立つひとって、親衛隊としても脅威なんだよね」
「?」
「会長とかと接近したら困るじゃん?」
「ふむふむー」
「…なんか全然わかってなさそう!」
「え 」
もしかして説明、今のでおわり?
そうだとしたらたしかに、僕なんにもわかってないや。
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