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久しぶりの登場 亞夢side
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「ごめん...俺がムリさせちゃった」
「え?違いますよぉ」
本当に違うのだ
嘘は言ってない
いろんな事が重なりストレスが溜まったから倒れたのだ
そんな事を考えていると
「おーい!浅葱ー!榕樹ー!遊びに行くぞ!!」
久しぶりに会った転校生くんの第一声は相変わらず失礼なものだった
疑問文じゃなくて命令文なのね…
「ごめんねぇ♪俺やる事あるからぁ」
「俺より大切な事って何だよ!そんな事あるはず無いだろ!!」
え?
何言ってるの?
あるに決まってる
君が1番大切になんてなる訳ない
「あのさー仁
今忙しいんだよ
お前に構ってる余裕無いんだよね」
珍しく会計が笑わず真剣な顔をして言う
会計様も普段からそういう顔をすればいいのに...
「何だよそれ!!!!!」
普段から声が大きいのにさらに大きな声を張って抗議する
「友達にそんな事言っちゃ行けないんだぞ!!!!!」
「俺はお前と友達になった覚え無いしー」
「!!!!!最低だ!!!!!
奏人達に言いつけてやる!!!!!」
そう言ってバタバタと走り去った
「いいんですかぁ?
あんな言い方してぇ
もう構って貰えなくなるかもしれませんよぉ」
「いいんだよー
だいたい前に言ったでしょー?興味無いって
ま、今は嫌いになってるけどー」
何でか、とかは聞かない
親しくなっても困るから
しかし、聞いてもいないのに話し始める
「アイツさー役員でもないのに生徒会室に乗り込んできて我が物顔でドカッと椅子に座るんだよねー
そこはこの学園で選ばれたこの学園の為に仕事をするヤツだけが座れる場所だぞって
お前何様だよって感じー」
口を少し尖らせて話す
あぁこの人はちゃんと学園の事を思ってたんだ...
そんな事も知らず酷い事思ってた...
生徒会でもこの人は嫌いじゃないかもしれない...
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