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補習 亞夢side
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「はぁい☆
じゃあ補習始めようと思うんですけどぉ3人の実力が知りたいのでぇちょっとしたテストを作りましたぁ
まずはぁコレをやっていきまぁす♪」
「「何で僕達がアンタの作ったテストやんなきゃいけないの!?」」
あなた達の成績が悪いからです…
「そんな事より遊ぶぞ!!!!!」
そんな事よりって勉強は大事です...
しかも遊ぶぞって...小学生ですか...?
「3人の成績が上がったらぁこんな補習も受けなくて良くなりますよぉ」
そう言うと3人は黙々とテストを始める
まぁよく手が止まってるけど...
「出来たぞ!」
「「だから帰る」」
「帰っちゃダメですよぉ」
採点をしてみる
しかし何でこんな解答が出るんだ?
これが世に言う珍解答ってやつか...
「...まぁ単刀直入に言うとぉ酷いですねぇ」
「「はぁ!?どこが!!」」
「なんと言うかぁ全部...?
珍解答ばっかりですねぇ
一応中学校の問題なんですけどぉ
この[竹取物語の最初の1文を書け]っていう問題でぇ
〖昔むかしある所にお爺さんとお婆さんがいました〗って、完全に日本昔話みたいになってますよぉ」
どうやったらこんな答え出るんだろう...
「じゃあ正解はなんなんだよ!」
「正解はぁ〖今は昔竹取の翁というものありけり〗ですぅ」
「「...おきな?」」
そんな感じで3人に教えていく
そして1週間がたった
「お前ら3人には再テストを受けてもらう」
先生、全然よくないよ...
昨日も聖徳太子誰?って聞かれたばっかだよ...
高校生なのに中学校のしかも基本的な問題も分からないんだよ…
「お前らのバカさ加減は分かっている
だから中学校の問題にしてやった
感謝しろ」
そうしてテストが始まる
あれ...?
意外と手が動いてる...
迷っている感じも無い
「よし
終わりにしろ
採点をする」
先生が採点をしている
先生の手の動きを見ていると丸ばかりのようだ
「...3人共合格
まぁ間違ってるところもあったが70点超えたからいいだろう」
「「やったー!」」
「70点!
そんな高得点取ったの初めてだぞ!!」
それはそれで問題だよ...転校生君
「浅葱お疲れ
全部任せて悪かったな...」
「いえいえ大丈夫ですよぉ♪」
「ありがとう」
この人がお礼を言うなんてちょっと前じゃありえなかったな…
こうも日々は変化していく
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