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また転校生が来る 亞夢side
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「亞夢!
また転校生が来るらしいで」
「またぁ?
多くなぃ?」
「せやなぁ
しかもS組らしいで」
S組?
S組に来れるのは頭がよく家柄もいい人
そんな人そう居ないでしょ
「お前ら座れ!
今日は転入生がいるから紹介する
入って来い」
ガラッ
「...失礼します」
その子が入って来ると同時に歓声が上がる
「自己紹介しろ」
「はい
今日からこの学園に通う事になりました浅葱 亞瑠です
宜しくお願いします」
自己紹介したと同時にザワつく
...何で...?
何でここに来たの...?
何で僕を自由にしてくれないの?
「あのぉーもしかして浅葱 亞瑠さんて、浅葱 亞夢さんとなんか関係があるんですか?」
1人の生徒が質問する
生徒会役員のほとんどもそんな疑問が頭にあったのか身を乗り出して聞こうとしている
「はい僕達双子なんです」
...双子
この関係がどれ程僕に負担になっていたかなんて亞瑠、君には分からないだろうね…
そう考えていると何だか息苦しくなっていく気がする
「ハァッ...ハッ......ハッ...ハッ」
息がおかしくなっていく
「亞夢!お前双子がおったんやな!
何で教えてく.........どした...?」
「何でもな......だ...じょぶ.........」
バタン
そこで意識を手放した
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