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過去編 亞夢side
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「お前が母様からされている仕打ちをメイドから報告を受けた」
その父様の言葉を聞いて僕はホッとした
これで地獄の生活が終わる
そう思ったのもつかの間すぐに地獄に落とされた
「我慢をして欲しい」
「え?」
「報告を受けてお前が辛い思いをしているのも知っている
しかし母様も過去に辛い思いをしたんだ
一番の歳上なのに妹達に抜かされ周りの大人達からは色々言われたんだ
だけどお前の場合は違う
お前は1人の大人から暴言を吐かれているだけ
母様の仕打ちより楽じゃないか」
何言ってるの・・・?
楽じゃ無いよ
痛いんだ
辛いんだ
「私は妻を愛しているんだ
確かに暴言を吐くことはいけない事だと思う
しかし暴力を振るわれるよりマシじゃないか
こんな事で母様と別れたくないんだよ」
こんな事って何・・・?
父様にとって僕が辛い思いをするのはどうでもいい事なの
父様にとっての僕って何・・・?
それから僕は父様にも亞瑠にも関わらなくなった
母様には相変わらずの仕打ちを受けていた
父様の頭にはもう僕はいなかった
父様にとっての愛すべき子供は母様の迷惑にならない子だった
だから亞瑠は父様に自分の子供として扱ってもらっていたけど僕は違かった
父様も亞瑠も僕の名前を口に出さなくなった
家族写真を撮ろうってなった時も僕は1人外された
そんな時だった
僕が
自律神経失調症になったのは
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