アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
親衛隊総隊長と保健医の秘密 榕樹side
-
食堂に来た
俺はオムライスとデザートにコーヒーゼリーを頼んだ
丸い机だから俺の前には彼方と親衛隊総隊長がいる
親衛隊総隊長の事は正直何とも思ってない
帝や泰斗、翔麻や翔汰のように嫌悪しているわけでもない
彼方も嫌ってたんだと思うでも朝から親衛隊総隊長さんへの態度が変わってる
そう考えていると親衛隊総隊長さんの料理が運ばれてくる
え?
少なすぎねぇ?
サラダだけって
ダイエットでもしてんのか?
「親衛隊総隊長さんはそれしか食べないの?」
「へ?あぁ、ちょっと食欲が無くてぇ」
「た......れ...ちゃ...う」
は?
たれちゃう?
何が?
「ダイジョーブですよぉ♪」
は?
理解出来てんの?
何もんだよ
「おい。こんな所にいたのか」
確かこの人高等部の保健医の相良 涼先生だ
相良先生は真っ直ぐ親衛隊総隊長さんの所に来た
「少ない」
「うっ!」
ま、そりゃあそう言われるわ
だけどなんかこの2人親しそう
「いつも言ってるが食べる量が少ない!ぶっ倒れるぞ」
はぁ?
いつも?
どういう事!?
親衛隊総隊長さんは俺らの事が好きなんじゃないの?
「ダイジョーブですよぉ♪」
「大丈夫じゃないから言ってんだ」
「うっ!」
「大体栄養の偏り過ぎだ」
「むぅー」
膨れてる!
可愛いじゃん親衛隊総隊長さん!
...ん?
可愛い?
ま、まぁいいや
でも...
「確かに少ないよねー」
だってサラダだけだよ!?
死ぬわ
「食欲もないのに食べられませんよぉ♪」
「食欲が無い...?」
あれ?心配そうな顔してる
って、あ!
なんか内緒話してるし…
なんか困ったような笑顔してる
親衛隊総隊長さんのあんな顔初めて見た
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 58