アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
御薬袋日向 No.8 *
-
「ぁ───ぅああああッ!!」
雑に拡げられていた内部へ突き立てられる屹立に、優しさなんてものはどこにも無かった。
欲望のままに拡がる自分の窄まりが、痛みで裂かれそうだった。
「あ……ぁ、や、先生……」
ポロポロと涙を零して、日向は弘一の腕を弱々しく掴む。
「ごめ…なさぃ……、いい子に、なる………。勉強も、頑張るからぁ……っ」
だから早く、早くこの痛みをどうにかしてほしかった。
しかし、弘一は笑顔を崩さない。
笑っていた。
先程と同じように。
「おねが……ぃ、点数も良い点とる……。言うこと聞きます……。だからっ………、も…っ、やめて……っ」
「日向」
弘一は、謝罪を繰り返す日向の前髪を、柔らかい手つきで梳く(すく)。
「日向はいい子だよ。教えれば、その時はすぐに言うこと聞いてくれる」
久しぶりに見た気がした、弘一の『笑顔』に日向は一瞬力を抜いた。
「ぁあッ!」
その隙を突かれ、グッと奥へと屹立が進む。
弘一の顔をもう一度見た時には、もうそれは安心できる弘一の笑みではなかった。
「───でも、その言葉は口では何回でも言えるよね?」
「ああぁ…っ、だめ、ぃやあ!!」
急激に湧き上がる快感についていけず、目の前がチカチカと点滅した。
腰を強く打ちつけられ、痛感と快感が交わり合って胸が苦しい。
「やだっ……、先生……!ぁ、あ、あぁっ!」
「優しくしてほしい?」
低い声が聞こえたと思うと、身体を抱きしめられた。
「酷くされるのは嫌?」
改めて聞かれた質問にコクコクと頷く。
できれば、もうやめてほしかった。
それが駄目なら、せめて優しく。その思いを込めて首を振る。
すると、フッ、と鼻で笑う音が耳元でなった。
「だったら、良い子になれるように頑張ろうね」
「ひゃあ……!あ、んぁ、やぁあ……っ」
硬くなってしまった自身を擦られ、先程より激しく穿たれる(うがたれる)。
何度も何度も攻め立てられるうちに、痛みの感覚が弱くなってきた。
そしてやがて、日向の身体は快感だけが支配していた。
「あ…っ、あ、ぃや…、うぁ……」
「嫌?そんな顔して、嫌がってるように見えないよ」
「せんせ……、もぅ……許して…っ」
何回言ったか分からない謝罪を口にする。
どれだけ懇願しようと、弘一から与えられる刺激は終わることはなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 301