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御薬袋日向 No.19 *
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「……んっ、く……ぅ……っ」
「ほらほら、そんなに声を噛み締めないで。せっかくの綺麗な唇が切れるだろう」
弘一に頰を撫でられ、ビクリと大袈裟に肩が跳ねる。
いきなり机の上に乗せられたかと思えば、弘一を目の前に自分で下準備をしろ言われ、仕方なく脚を開いているのだが。
「んぅ……、ひっく………、うっ……」
涙が溢れて止まらない。
剥き出しの自身を必死に擦るが、無理やり引きずり出される快感に嫌悪感が隠せない。
しゃくりあげながら自慰行為を続ける日向を座って眺めながら、弘一は日向の涙を拭った。
久しぶりに感じる冷たい体温に、また涙が出てくる。
「日向、僕は準備をしろって言ったんだけど」
「……?だ、だからぁ……」
不機嫌そうな弘一の声に怯える。
こんなに頑張って言うことを聞いているのに、何が不満なのだろう。
「僕っ、がんばって……ます……っ」
「そんなんじゃ、いつまで経っても終わらないだろう?仕方がないから、手伝ってあげるよ」
「え…、い、いや……!」
日向の心の準備などさせる暇も無く、弘一は日向の窄まりにズッと指を入れてきた。
「あっ!?ぅうあ……ッ」
細くて長い弘一の指は、ズブリズブリと奥へ入ってくる。
「相変わらず、日向の中は柔らかくて熱いね」
「……あ、ゃ、や……だ、先生っ……、嫌だ…!」
「……可愛いよ」
卑猥な音を部屋に響かせながら、内壁を押して搔き回す。
「っあ!だ、ダメ…ッ!そこ、だめぇ……っ」
感じやすいところを攻められ、思わず喉が仰け反る(のけぞる)。
「日向、手が動いてないよ」
「う……っ」
自身を弄っていた(いじっていた)両手のことを指摘され、再びノロノロと動かし始める。
先程まで柔らかかったはずなのに、弘一に指を入れられてすっかり自己主張をしている。
それが自分の浅ましさを証明しているようで、胸が押し潰されそうな思いだった。
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