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御薬袋日向 No.20 *
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「あっ、や、あぁっ……!」
「どうした?日向」
弘一に感じる場所ばかりを触られ、日向は耐えられずに果ててしまった。
両手にかかった白濁が指の間に糸を引いていて、その光景にまた泣きじゃくった。
「日向、まだ終わりじゃないだろ?」
弘一の言葉に、まだ恐怖は終わらないのかと絶望的になった。
「ぃや……、もう、許してくださいっ……!」
「駄目。準備だって最初から言ってるよね?」
腕を引かれ、机の上から降りると、日向は脚に力が入らずに床に座りこんでしまった。
弘一は自分の下着を降ろすと、日向をその上に座らせようとした。
「自分で入れてごらん。そのまま座ればいい」
「…っく、ん……く……!」
先端を解された(ほぐされた)窄まりに当てがい、腰を落としていく。
みるみる中に押し入ってくる屹立に怖気付き(おじけづき)、日向は途中で止まってしまった。
「うっ、も、無理ぃ……!」
なかなか先へ進まない日向に焦れたのか、突然弘一が日向の腰を掴み、一気に引き落としたのだ。
「ふぁああ……っ!?」
「…っは、さすがにキツイな」
「あ、あぁっ……!」
根元までギュッと包み込んだ内壁を擦られ、ビリビリと電流のようなものが背中に流れる。
「や……っ、だめ、だめえ!せんせ…っ、やめて……!」
休む間もなく、上下に身体を揺すられ、日向は言いようのない快感に身をよじった。
「感じてる?日向。日向の中に最初に入ったのは、コレなんだよ」
「あ!やぁっ!んぁっ……」
ぼやけた頭では、言われた意味も解らない。
けれど、涙だけは最初から最後まで止まらない。
痛いのではない。
気持ち良いわけでもない。
ただ、千彰の顔が頭から離れないのだ。
何を考えているわけじゃなくて、千彰の笑顔が、あの顔が。
日向の脳裏に焼き付いて消えない。
「んあっ、あ、ぁあっ、う…っ、あ…、あっ」
助けてほしい。
見ないでほしい。
今すぐ来てほしい。
聞かないでほしい。
「ごめ…っ、ぁ、ごめ……なさっ…!」
犯され、弄ばれる日向は、矛盾した思いを雫として、静かに流すことしか出来なかった。
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