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24 どうすることもできないんだ3
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ベットの上で寝ていた俺は、たぶん夢を見ていたんだと思う。
真っ白な髪に、赤の目をした小さな少年。
身長140くらいだろうか、子供なんだろう。
しかし、俺が思う子供とは違う
儚く、憂いを纏ていた。
あぁ、たぶんこの子供が姫なのだ。
確信があった。
何故だか分からないがこの子だと思った。
もう少しで目が覚めるのだろう。
(あぁ、離れがたい。)
俺がこんなこと思うなんてな。
目の前の綺麗な少年は、徐々に消えてきて、
最後にクスッと笑って。
俺は目を覚ました。
「姫……………………。」
姫を渇望し過ぎて見た夢なのだろうか?
本当に待っているんだ。
父も、そのまた父の時代も、現れなかった。
あぁ、会いたい。
夢の中の姫から発せられる力は、確実に、この世を救ってくれる。
この落ちに落ちまくった
この国になぜ?現れない?
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