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09
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結局あの後は亮に駅まで送ってもらった。
俺も亮も何も喋らず、無言だった。
家につくと、よっぽどひどい顔をしていたのだろうか。姉にも妹にもどうしたのかと聞かれたが、何も言わず部屋に籠った。
自分の部屋のベッドに倒れ込み、体を縮めてうずくまった。
俺は本当にどうしてしまったのだろう……
亮に触られたところに、まだ感覚が残っていて熱い。
その日は何も考えたくなくて眠気に体を任せた。
次の日、俺は学校を休んだ。
家族にはズル休みするなと怒られたが、今日はどうしても行きたくなかった。
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