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「あ……ごめん…」
一瞬時が止まったのかと思った。その沈黙を破ったのは亮で、俺から気まずそうに目を逸らして離れると、謝った。
また、謝った……。
なんで……謝んだよ……。
俺、今、そのまま触れてほしかった。って思ってしまった。
離れないで。もっと見つめて。もっと俺を見て。気づいて。
俺は……俺は……
ダメだ。こんな感情消えろ。と自分に言い聞かせても、もう間に合わなかった。
気づくと体が勝手に動いてて、俺は自ら亮に抱きついてしまっていた。
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