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朝香side
非常に愉快だった。
冷たい床の上で下僕たちに犯される無様な罪人を見て、非常に心が愉快だった。
そして私は亮ちゃんの待つ家へ帰った。
しかし、
亮ちゃんの姿がなかった。
「亮ちゃん......?」
私の声に対し、亮ちゃんからの返事が聞こえず、ただただしーん、と静まり返っている。
リビング、寝室、洗面所、ベランダ
どこにもいない
逃げた...?
「は...はは...」
私から...逃げる...?亮ちゃんが...?
「...そう」
だったら......
暗い洗面所に自分の顔が映った。美しいわ。私は美しい。
鏡の中の私は笑みを浮かべた。
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