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嵐の夜
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タクシーの中、強い雨のおとが車内に響いていた。
窓から外を覗けば、いつの間にか森に囲まれていた。
ここ最近は不幸続きだ。
両親は、着物を売る店を経営していた。
その店も大きくなり全国に店を開いていた、しかし経営困難になって借金をするようになりそ、そしてついに自殺。
はっきりいって悲しくもなければ辛くもない。
両親は俺が大嫌いみたいだからな。
息子に店の経営まで手伝わせ、おまけに和服しか着るなとか制限して、最後には死ぬ。
虐待じみたこともされたこともあるし、嫌われている理由はこの赤い目だろう。
黒いカラコンをして隠しているが、親はこの目が大嫌いらしいからな。
もういないけれど…。
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