アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
12.
-
はぁぁぁぁ、緊張するうまくできるかな…
父さんのためだし頑張ろう!
「そろそろ聖人様がお帰りですよ」
「はい!わかりました!」
執事の後ろについて歩くけど広すぎる
こんな広いお家どーやって執事は覚えたんだ?
うーん、聞いてみよ!
「あの…執事さん」
「はい、なんでしょう」
「こんなに広い部屋をどーやって覚えたんですか?」
質問すると執事はふっと笑っていた
部屋を覚えるなんて当たり前とか思ってるのか!?
悪かったな!出来なくて!
「最初は誰もが迷いますよ。私も最初は迷子になって一ノ瀬様を困らせていました…なので焦らずゆっくり覚えていけば大丈夫ですよ。」
カッコいい…惚れそうだぁぁぁぁぁ
こんなに優しい人が居たら頑張れそうだ
「ありがとうございます!」
「聖人様のお帰りですよ。慣れないお仕事でしょうが頑張りましょう。」
「はい!」
答えたと同時に目の前にある大きな扉が開いた
その先には高身長でスタイル抜群の男が立っていた
「お帰りなさいませ…聖人様」
この人が聖人か…すげぇカッコいい
こんなのが学校に居たら女子もキャーキャー言うだろうな
「ただいま」
聖人様はニコッと素敵なスマイルを見せてこちらに向かってくる
「え、ちょ…ちかっ」
聖人様はどんどんこちらに近づいて俺の腰に手を回し顎を手でクイッとして自分の方へ顔を向けさせた
これっていわゆる顎クイ…?
「あ、あの!聖人様…?」
「君、男の子だよね?新入りかな?」
「あ、はい、男です」
「これってメイド服?」
「あ、そうです」
男がこんな格好してるのが気持ち悪いって思ってるのかな…?
俺も着たくて着てるわけじゃないんですよ!!
「ふふっ似合うね」
「…え?」
この人は目がおかしいのか?
執事も似合うって言うし皆気持ち悪いの見すぎて目がやられてるのか?
「あ、あの似合わないですし離してもらえませんか?」
「んー、嫌だな」
「え…」
これ結構恥ずかしいんだよ!離してくれぇぇえ
「あの…離してください…」
「えー、無理、君メイドならご主人様の命令聞けるよね?」
「…はい」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 38