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「お疲れ様です」
「あ!お疲れ〜和泉くん!」
最初に挨拶してくれたのは、バイト先のマドンナとか言われてる三木さんだ。
「和泉くん!今日バイト終わってからどこか飲みに行かない?私、いいお店見つけちゃって!」
俺も一応男だし、可愛いなーって思う。
胸も平均以上だし、見た目もイイ。
ただ、俺はΩだし、一生恋愛する気は無い。
なんか、Ωなのに誰かを幸せにするなんて、俺には無理。
「あー、すんません。今日はちょっと…」
「もぉ!和泉くんはいつもそれじゃん!たまには付き合ってよね!」
「また今度誘ってくださ………、あ、はい!今行きます!
すんません、三木さん。呼ばれてるんで、配達行ってきます。」
店長に呼ばれて、俺は配達物を持ってバイクに乗る。
「はい、和泉くん。これ3丁目の○○さんに」
「あぁ、了解っす。いってきます」
そして俺のバイトが始まった。
俺はピザの宅配でバイトをしている。
そう、いつも通り、いつも通りだったんだ、ここまでは。
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