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あれからの記憶はない。
ただ発情してないってことは、多分抑制剤を飲ませてくれたってことだ。
精液も綺麗に拭き取られ、ベッドのシーツも変えられ、
ただ俺だけはベッドの上に繋がれたままだ。
「紫音くん〜!おはよ!さっきは超気持ちよかったよ!今までのΩのキャストよりも顔も後ろの締まりも断然イイ!!このままここで働いてよ!あっという間に100万稼げるよ!」
金髪が部屋に入ってきて、俺の隣に横になる。
「てめぇ、名前なんなんだよ。」
「俺?俺は佐倉 要。」
「佐倉、俺いつ帰れんの?」
「働くことに同意したらかな〜」
「……脅しじゃねえか。」
ーー正直、すごく気持ちよかった。
あんな無理矢理犯されて言うようなことじゃないけど、
佐倉の言う「俺も気持ちよくて金も稼げて一石二鳥」ってのはあながち間違いでもない。
ーー100万返すまで。それまでだ。
「佐倉、しばらくだ。……ちょっとの間ならやってやる。」
ーー今思うと、この時の俺は、どう考えてもおかしかったんだ。
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