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ーーが、俺は眠れるはずもなく。
(同じベッドって……、セックスするためじゃねぇのかよ。)
αのフェロモンにあてられ、体が疼いて仕方がない。
自分で弄ろうにも、海堂さんに後ろからガッチリホールドされているため身動きも取れない。
「…………〜〜ッッ!」
時々耳にかかる息が、俺の体を熱くする。
(あぁ〜〜、寝ろ、俺!寝ろ!!!)
何度もそう自分に言い聞かせるが、体に篭った熱は一向に引く様子はない。
俺は意を決して、海堂さんと向かい合わせになるよう体を捩った。
それでも海堂さんは起きなくて、
熱をどうにかしたい俺は、海堂さんの腿にソレを擦り付けた。
「…………ァッ………ァンッ」
シュッ シュッ
と布と布の擦れ合う音が静かな寝室に響く。
俺のモノはズボンにシミを作り、テントを張ってはち切れそうなくらいだ。
もう少し。
もう少しだけ。
「…イッ……………あっ」
ーーイク。
そう思った瞬間に体が遠のき、
何かと思って顔を上げると、
呆れた表情の海堂さんが俺を見つめていた。
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