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「誠さん、遅くなって申し訳ないです。」
「あぁ、助かった、要。もう今日は上がれ。」
「ありがとうございます。ではまた」
海堂の家に着き、佐倉は紫音を引き渡して帰った。
「紫音。俺の置き手紙は見たな?」
「……見ました」
「出て行くな。そう書いてあったはずだが」
「……そうですね」
優に見られたショックで何をする気にもならない。
海堂さんの声がスーッと耳を通り抜けて行く。
「おまえ、出て行ったと思ったらこんな顔して帰ってきて。一体何があったわけ?」
「海堂さんには関係ない」
「ふぅん。そっか、なら無理矢理吐かせるしかないね」
そう言って、海堂さんは俺をベッドの上に投げ飛ばした。
「ほら、おまえもう外に出られないようにしてやるよ。」
カチャン
首輪をつけられ、首輪につながる鎖をベッドに繋がれる。
「そこに四つん這いになれ。」
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