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36(R18)
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「……んんぅ………ぁう……や……」
ブゥゥゥン
無機質な音と艶めかしい声が響く
「…か…いど…さぁン…………」
両手両足を動かないように固定され、四つん這いの姿勢のまま後ろにバイブを挿されている。
挿した本人は俺の隣で何事もなさそうに寝ているのだ。
「とってェ……やだ…やだ……海堂さんっ…」
ただ震えているだけのバイブに俺の身体はどんどん熱を持って行く。
もどかしい。
もっと激しく動いて欲しい。
下半身を揺らすがイイ所にはなかなか当たらない。
『このバイブ、スイング機能や射精機能もあるらしい。』
寝てしまう前に海堂さんはそう言っていた。
リモコンさえ見つければ、もう少し激しく動くんじゃないかって。
リモコン、海堂さんのポケットに入っているのを俺は知ってる。
だから海堂さんのすぐ側まで頑張って身を滑らせてきたが、手が思うように動かなくてポケットには届きそうもない。
「海堂さんっ……かいどっさんっ!!」
頭を海堂さんに擦り付ける。
すると、海堂さんはうっすら目を開けた。
「なに。落ち込んでる理由話す気になったか?
ま、その様子じゃもうそんな悩みどうでも良さそうだな。」
ーーああ、ほら。
俺ってば、さっきまで優に幻滅されたんじゃないかって、
そんなことずっと悩んでたのに。
「親友にッ………犯されてるの見られて呆れられたかなってッ………だからっ」
「へぇ。おまえにもまだ羞恥心はあるの。玩具に善がってるど淫乱の癖にそんなことで悩んでるのか?」
「〜〜〜ッッ!!」
もう俺は戻れない。
セックスという快楽に深く飲まれた、
浅ましい人間になった。
「まぁ、ちゃんと言えたからご褒美。」
「キャァアアアアアゥ!!!なにッ?!ヒァアアアアア!!!」
「なんか擬似射精?バイブの先からローションが出るんだって。営業が持ってきて面白そうだから店に取り入れようかなと思ったんだけど、おまえ一足先に体験できてよかったね」
ドピュッ!ドピュッ!!
バイブが俺のナカを掻き回しながらローションを出しまくる。
「おまえ、すごいね。玩具に犯されてるみたい。涎垂らして、そんな気持ちイイの?」
「き、、もちいいれす、、、ふぁッ…」
「ほら、指舐めて。歯立てないようにね。」
「……ン……チュッ……ハァ……」
海堂さんの指は綺麗だ。
細くて長くて苦しい。
それがたまらなく気持ちイイ。
ケツに玩具突っ込まれて、
口には指を突っ込まれて、
時々鎖を引っ張られて体が反る。
苦しいのに気持ちいい。
ーー俺はどんどん快楽に堕ちて行く。
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