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体の節々が痛くて目が覚めた。
「海堂さん………?」
もう辺りに人の気配はなく、手足は自由になっているが首輪は外せないような仕組みになっていた。
鎖が長く、ある程度は移動できそうで、近くのテーブルに用意してくれていた朝食に手をつけた。
「………ウマ」
普通のグラノラだと思って食べたらめちゃくちゃ美味くて、用意されていた分ペロッと平らげてしまった。
やることがなくなってベッドに寝転ぶ。
「俺、これからどうなるんだろう……」
漠然とした不安を抱えながら、俺はそっと目を閉じた。
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