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ーー0:26
ガチャ
「おかえりなさい、海堂さん!」
「紫音…、ただいま。まだ起きてたのか」
「うん、海堂さんと最近ちゃんと会えてないし…」
「悪いな。寝室行こう、寝かせてやるから」
海堂さんがスーツを脱いで俺を寝室に導く。
「ち、違くて!俺、海堂さんがシャワー終わるの待ってるから……っ、だから……、一緒に寝たい………です」
「…………………わかった。すぐ終わらせる」
海堂さんは少し考え込んだあと、すぐに寝室を後にした。
***
「待たせたな、紫音。寝ようか」
「うん!」
海堂さんが布団をめくってくれて、
俺は海堂さんの隣に潜り込み、スリスリと頬を寄せた。
「ねぇ、ちゃんと寝るからギュってして」
「あぁ。おやすみ」
「おやすみなさい、海堂さん」
片手を俺の背中にまわし抱き寄せてくれたので、
俺も甘えるように背中に手を回して抱きついた。
今日はよく眠れそうだ。
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