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「紫音、大事な話がある。」
海堂さんは俺を起き上がらせて、
ベッドから降りて跪いた。
「俺と結婚しよう。
おまえを一生大切にする。
守っていくと誓う。
俺の番になってくれないか?」
そう言って目の前に差し出されたのは、
大きなダイヤがキラキラと輝く指輪。
俺は喉がカラカラになって言葉が出ずに、
代わりに目からはたくさんの涙が零れ落ちた。
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