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《番外編》2人だけの湯けむり事件簿①
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プロポーズを受けて半年後
温泉旅行に行ったお話です
※タイトルは気にせず読んでください
ミステリー要素はありません※
***
「海堂さんっ!おかえりなさい〜」
「ただいま、紫音」
ドアの音が聞こえた瞬間に玄関へ走り、
まだ靴も脱いでない海堂さんにムギュッとしがみついた。
「ねね、おかえりのチューしてください!」
「ん…」
背を屈めて、唇にチュッチュッとバードキスを落としてくれる。
「今日は魚の煮付け作った!」
「それは楽しみだな」
「昨日から作ってたから味も染みてて美味しいはず!」
「あぁ、ありがとう」
海堂さんに抱っこしてもらいながらリビングへ行く。
まぁ、この俺がなんでこんなに甘えてるかっていうと、
もうすぐ海堂さんにプロポーズされて半年の記念日だからだ。
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