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《番外編》2人だけの湯けむり事件簿②
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「うん、うまい」
「よかった〜!俺的にも上手くできたと思ったんだけど、口に合うか不安で」
「お前が作る料理は全部美味いよ」
バカップルか!!!!!
そうツッコみたくなるような幸せすぎる毎日。
プロポーズをしてくれてから、
海堂さんは毎日20時には仕事を切り上げて帰ってきてくれるのだ。
もう、めっちゃくちゃいい旦那!!
いや、まだ結婚してないけど!!!
「お風呂沸いてるよ。先入る?」
「あぁ、いいのか?」
「うん!俺テレビ見たいのあるし!」
「じゃあ先に入る」
「うん、ごゆっくり」
海堂さんにお風呂を促し、俺はソファに寝そべって、スマホと対峙した。
「これか?!………いや、これもいいなぁ」
俺が見ているのは某ブランドの通販サイト。
半年の記念日に海堂さんにプレゼントをあげようと思っている。
海堂さんはかなりのお金持ち。
持っているものは全て高級ブランド。
欲しいものは全て持っているだろうし、
買い替えどきかなと感じるようなものも一切ない。
かれこれ1週間は悩んでいるが、なかなか決まらない。
だけど記念日は今週末だ。
そろそろ決断しなければ………!!!
俺は別のブランドサイトへ飛び、画面に夢中になった。
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