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《番外編》lovin' you⑧
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海堂side
***
そして結婚式を終えて、更衣室から出てきたのは
女神から天使に姿を変えた俺の愛しい奥さんだった。
先ほどのマーメイドドレスとは違って、フワフワと揺れるパニエ調のミニドレス。
156cmの小さい体に純白のそれを纏った紫音はさながら俺を墜としにかかる小悪魔のようだった。
パニエの下から伸びる脚は、細長くて白く、
そしてないはずの胸は誰の仕業なのか少し膨らんでいる。
目に入れていると良からぬ欲望が爆発しそうになった俺は、さっさと車に誘導し、ハンドルを握って邪な気持ちを払った。
サプライズでプレゼントとして用意した家と、紫音の好みに合わせて揃えた家具に、紫音は喜んでたくさんの笑顔を見せてくれた。
要に呼ばれて店に行くと、キャストもみんな俺たちを祝福してくれたが、俺の可愛い紫音に卑猥なプレゼントをたくさんあげているのを見て、こいつらには少し指導し直さないとなと苦笑した。
たくさんお酒を飲んでフラつく紫音を抱き上げ、みんなに礼を言って店を後にすると、2人になった途端に紫音がすり寄ってきて危うく外で勃ちそうになったのは紫音には秘密だ。
家のベッドに寝かせ、名前を呼んで起こし、ちょっかいをかけて紫音をその気にして組み敷いた。
上はともかく、下の下着まで厭らしいものを身につけており、要のお節介なプレゼントだとは分かっているがイライラとした。
自覚はしてなかったが、きっと俺は嫉妬深いのだろう。
ドレスを脱がせ、ウィッグを外した紫音はいつも通りのはずなんだが、結婚式という雰囲気に飲まれてしまったのか、紫音からはやけに色気が放たれていて、俺はさっき出したばっかりだろう、と自身を落ち着かせた。
すると、急にモジモジとしだした紫音が、俺の胸元からよじ上って、耳元でそっと囁いた。
「誠さん、大好き」
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