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《番外編》lovin' you⑨
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言った!!
言ったぞ!!!
誠さん、誠さん、誠さん
言い慣れないけど、名前で呼ぶのはなんだかすごく心地よくて、心の中で何度もその名前を呼んだ。
固まっている誠さんの耳元で俺が幸せを噛みしめていると、突然グイッと引っ張られ、組み敷かれて唇を奪われた。
「ンゥッ………、ぷは…ッ……ンンン」
何度も、何度も何度も唇にキスを落とされ、
そして耳元に顔を寄せ、とてつもなく掠れたエロボイスで
「もう一回、呼んで」
そう囁かれた。
「誠さんっ……ハァ……っ…誠さん!誠さんっ!!」
「紫音…、好きだ。紫音、紫音……チュッ……」
「誠さん……、ふぅ……ッン………、大好き、大好き、誠さん……」
なんで今まで名前で呼ばなかったのだろうか。
こんなに満たされて、こんなに幸せで、
体だけじゃなく心までどっぷり幸せに浸かったようだ。
俺は結婚する前も、
そして結婚してからも、
愛しくて愛しくて、狂おしいほど誠さんが大好きだ。
- lovin' you 完 -
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