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《番外編》S week ~2日目~(R18)
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***
「おはよう、紫音」
目を開くと作り笑顔で笑う誠さん。
「昨日はすごく早く寝ちゃったね?」
俺の髪を梳きながら、何を考えてるかわからない胡散臭い笑顔を浮かべている。
「今日は何で遊ぼうか?」
ーーー
その夜、誠さんが引き当てたのは『手錠』と『鞭』
「鞭は玩具だから、俺が触れない限りはノーカウントね」
そんなことを言いながら、嬉しそうな笑顔で俺に手錠をかけ、ベッドヘッドに固定する。
「ケツ、こっち向けな」
何のスイッチが入ったのかいきなり口調が変わった誠さんにビビり、反射的にお尻を誠さんの方に向けた。
パシィィイイインッッッ!!!
「ぃったぁ!!!」
容赦無くお尻を鞭打たれ、ピリリッとした痛みが走った。
そのあと何回も鞭打たれて、ヒリヒリするのに、その中に僅かな刺激を感じてしまって身体を震わせた。
「あぁ?ケツ叩かれて感じてんのか?
毎日突っ込んで淫乱治ったと思ったけど、淫乱な体は一生淫乱なんだな…っ」
パシンッパシンッ
「いたぁっ…!痛いです…っ!誠さんッ………ァっ…」
痛みを与えられているだけは怖くて、首をひねって後ろを向くと、冷たく俺を蔑んだような瞳と目があって、俺は思わず達してしまった。
「俺の目ぇ見てイッたのか?大好きなご主人様にケツ叩かれてる気分はどうだよ。いつもの優しいご主人様に戻って欲しかったら強請ってみろよ、なぁ?」
「ヒッ……アゥっ……、ご主人様ッ…!優しくしてっ!痛い…っ、ヒグッ……、ご主人様ッ、ご主人様ァッ!」
お尻の痛みと、普段と全然違う誠さんの雰囲気に怖くなって、涙が溢れた。
「…………っ!?」
「うぇっ…、俺のっ…グスッ………、大好きな誠さん…ヒグッ……戻ってきてェ……、ウェエエン………」
「紫音…ッ?!ごめん、泣かせる気はなかったんだ!」
鞭を床に置いてギュッと抱きしめてくれたのは、いつもの優しい誠さん。
俺は誠さんにすり寄って安心感を求めた。
「誠さん…、誠さん……」
「元々こういうプレイ好きだったはずなんだけどな…。
お前のこと傷つけるのは苦手かもしれない。
今日は触ってしまったからお前の勝ちだ」
俺のお尻に軟膏を塗りながら誠さんは苦笑を漏らした。
『元々こういうプレイが好きだった』という言葉に、
誰にこんなことしてたんだよ、と怒りと嫉妬を覚えそうになったが、暗に俺のことは傷つけたくないと言われた満足感の方が勝り、今回は許してあげようと息を吐いた。
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